「お隣のおじいさん、度を超えた『親切心』が気持ち悪い。感謝しなきゃって、ずっと我慢してきたけど...」(神奈川県・40代女性)
車のドアをガチャガチャ
子どもの進学と共に一戸建ての家を購入しました。購入前に何度も下見をした際には、近所のおじいさんがゴミ捨て場のことや近隣の様子などを親切に教えてくださったので、安心して購入を決めました。
しかし、購入してすぐに、その親切なおじいさんの敷地侵入が始まりました。
友だちが家に遊びに来ると、庭の木陰から誰が来ているのかジーっと見ています。また子どもたちが家の鍵がなくて入れずに家の前で待っていると、「家に入れないのか、車で待てないかな」と、我が家の車のドアをガチャガチャと開けようとすることもありました。
また、我が家の駐車場にツバメが巣を作りに来ると家族の不在時に、脚立を持ってきて、駐車場内に立てかけツバメの様子を毎日観察していたようです(本人から「ツバメが心配だから毎日脚立を持って行って観察してるよ」と言われました)。
古き良き、昔の日本では、近所の人が子どもを見守り、皆で育てようという良い風習もありました。
おじいさんの距離感が近いこと、無断で我が家の敷地に侵入していること、まるで監視されているかのような視線を感じることが気になりましたが、主人も私も「親切心からのことだから大目に見よう」「気にかけてもらえて感謝をしよう」と思っていました。
しかし、子どもたちが中学生あたりになると「怖い」「気持ち悪い」と言うことが増えてきました。何も言えずに10年過ぎた頃、例年通りツバメが巣を作り、我が家は巣を守るべくカラス対策で駐車場にネットを張ることにしました。