観覧車がない都道府県、日本に4か所あった 「マツコの知らない世界」調査結果が面白い
全国の分布は?
番組での福井さんの話によると、日本全国に現存する観覧車は約142基だという。かつては200基にのぼったこともあったが、数を減らしている。
番組の調べによると、18年12月18日時点での最多は愛知県の13基。以下、北海道、兵庫県と続いた。反対に長野、奈良、鳥取、島根で観覧車がゼロという現状。地方都市の衰退やリゾートレジャーの退潮が影響していると推測される。例えば奈良県でもかつては奈良市に近鉄あやめ池遊園地の大観覧車があったが、04年に閉園し解体されている。
ラストには神戸ハーバーランドのモザイク大観覧車が「マツコの知らない観覧車の世界 1月15日 見てね!」とイルミネーションで字幕を映す粋な計らいを見せて、観覧車のディープな世界を垣間見る番組は終わった。
直径100メートルを超す巨大なものから築50年以上、直径10メートルもないレトロな観覧車まで多様なこの世界、マツコさんの言う通り眺めるだけでも面白い。