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ういろうをパンでサンドって...アリ?  名古屋の新名物「ういろうワッサン」

松葉 純一

松葉 純一

2018.12.12 17:00
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「もっちーんとしておいしかったですよ」

ういろうワッサン 各248円(画像提供:JR東海フードサービス)
ういろうワッサン 各248円(画像提供:JR東海フードサービス)

ツイッターには、実際に食べた人からこんな声が寄せられている。

そこでJタウンネット編集部は、12月12日、「マーメイドカフェJR 名古屋駅店」に電話取材した。すると元店長で、現在はJR東海フードサービスのカフェ・ベーカリー課の三原貴志さんから、「ういろうワッサン」の開発秘話を聞くことができた。

「ある日、男性のお客様から、名古屋土産を探しているのだが、何か変わったものはないか? と聞かれたことがありました。結局、ご満足いただけるものをおすすめできなかったのです。その時のがっかりした表情は今でも忘れません。何か、名古屋らしいお土産を作らなくては......と考えました」

「ういろうは子どものころから大好きでした。ういろうとパンを合体させたものができないかと考え、パンの生地はどんなものがいいか、試行錯誤を繰り返しました」と三原さん。その結果、ミニクロワッサンで、ういろうとあんクリームをサンドするという、現在のカタチに落ち着いたという。「ういろうが主役で、あんクリームはあくまでも脇役、つなぎ役です」

発売後約5カ月経ったが、現在も1日80個から100個は売れている。当初は4種類4品を箱に入れて、お土産用にと考えていたが、意外とバラ売りが好評だという。

「1個だけ買って、イートインで食べて行かれるお客様が、けっこういらっしゃいます。スマホで撮影して、SNSに投稿されているのでしょうか。インスタ映えは良さそうですね。一番人気はさくら、その次は抹茶かな?」

「ういろう好きな名古屋人には受け入れてもらっている......、手応えを感じています」と、三原さんは嬉しそうに話してくれた。

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