普段歩いている道に必ずあるマンホールの蓋(ふた)。地下の下水道や埋設された通信ケーブルなどの入り口となり、作業員以外は中々その存在を意識しない。
しかし、そんなマンホールの蓋にも趣味性がある。わかりやすいところでは蓋のデザインがそうだ。その地域に行かなければ見られない。ご当地デザイン。それがなぜか遠く離れた土地で使われている「越境蓋」。深みを知ってしまった人にとってマンホールの蓋は芸術作品と言える。
このディープな魅力を語り合うイベントが東京、そして北九州で開催される。熱心な「マンホーラー」が集まるマニアックな時間。今回はそれを取り上げる。