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東京各地に「戦車」大量出没のワケ 実は、数年に1度の「恒例行事」だった

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.10.25 20:00
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2018年10月14日深夜、秋葉原など東京各地に戦車が出現した。

トラックに載せられて、ものものしく運ばれて行く戦車。居合わせた人の多くがカメラを向け、ネット上にも多数画像がアップされていた。

ナスシオ@今季11勝7敗(@Nasusio_higashi)さんのツイートより
ナスシオ@今季11勝7敗(@Nasusio_higashi)さんのツイートより

インターネット上で話題になったのはすでにJタウンネットでも報じた通りであるが、そもそも何故こんな場所に戦車が現れたのか。

大役終えて地元に帰還

この戦車は10月14日に埼玉県の陸上自衛隊朝霞訓練場で挙行された、陸上自衛隊中央観閲式に参加したもの。観閲式は自衛隊の精鋭部隊が首相閲覧の中でデモンストレーションする式典で、3年ごとに陸海空の自衛隊の間で持ち回りされているが、朝霞訓練場が2020年に東京五輪競技で使用できなくなる関係で、2年連続で陸上自衛隊が担当することになった。

秋葉原を通過した戦車は90式戦車といい、北海道の第7師団に配備されているもので、観閲式を終えて北海道に戻る途中だったということだ。この後東京港から海路で北海道に戻ったものとみられる。

中央観閲式では全国の部隊が朝霞に集結したため、他の部隊や兵器も地元に帰還する。14日以降、90式戦車のほかにも数多くの戦闘車両が街中で目撃されており、中には高速道路を自走して帰る様子も目撃されていた。

観閲式に参加した車両は260両、さらに自衛隊員約4000名と航空機約40機が参加。これだけの勢力が数日で本来の任務に戻るということで、観閲式が終わった後もミリタリーマニアを中心に盛り上がっていた様子だった。

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