「たこ焼き器」所有率を全国調査! 2位「大阪」を抑えトップに輝いた県は...
地域別で圧倒
今回の記事で登場する図表はすべて「ある」と回答した人の得票を表している。投票数のばらつきをカバーするため、割合でランク付けする。
今回は都道府県別アンケートで得た結果を基に地域別でデータを作成した。
結果を見ると、やはりというべきか聖地・大阪を擁する関西地方が1位に輝いた。
注目は2位以下。残念ながら保有率では最下位だったが、四国地方においても割合では50パーセントを超えており、2位の九州・沖縄地方に至っては近畿地方とわずか8ポイント差の大接戦となった。
ドン・キホーテなどの雑貨店やインターネット通販でも気軽に購入できるようになった影響もあるのか、たこ焼き器は今や一般的な調理器具になったのかもしれない。
ちなみに、地域別の結果を基に東西別の割合を見ると保有率は中部以東の東日本が67パーセント、近畿以西の西日本が74パーセント。わずかな差ではあるが、やはり西日本が上回る結果となった。
都道府県別のランキングでは、参加した人が極端に少ない地域もあったため、投票総数が15を下回った地域はランク外とした。
その結果、保有率で大阪府を抜いて兵庫県が1位になった。たこ焼きそのものは大阪市の発祥と言われているが、その元と言われるラジオ焼きや明石焼きは兵庫県のもの。こうした背景も関係したのか大阪府を抜いた。
3位には茨城県、4位には福岡県がランクイン。5位の東京を抜いて高い保有率となった。福岡はたこ焼きの冷凍食品で知られる「八ちゃん堂」の本社もある。
今回の調査で、大阪を中心とする関西でのたこ焼き文化の浸透具合が表面化すると思われたが、それ以外の地域でも保有率が高かった。すでに「たこ焼き」はローカルではなく、メジャーな文化になっているのかもしれない。