奥能登の名所、海に建つ「ボラ待ちやぐら」を知ってる?
2018.08.13 06:00
高さ15メートル
波穏やかな七尾湾にたたずむボラ待ちやぐら。穴水町のシンボルで観光名所の一つにもなっています。
観光用のボラ待ちやぐらには人形が乗っているのですが、実際にやぐらに乗るとボラは見えるのでしょうか?
ボラ漁は1996年に途絶えたのですが、地元の町おこし団体によって2013年に復活しました。最盛期には40基ありましたが、現在は6基のみです。
体験ツアーもあり、実際に乗ることもできます。高さ15メートルで、上には大人3人くらいが座れるくらいのスペースがあります。360度を海に囲まれた景色です。
ボラ漁は、コの字に置いた網の中にボラを囲い込むのですが、ボラはなかなか敏感な魚でひたすらじっと待つことになります。それでも波が穏やかな早朝は、ボラの群れを見ることができ、多い時は50匹ほどとれることもあるそうです。
ボラはあまり出回ることがなく、穴水ならではの味といえます。実際に見て、獲って食べてみたいものですね。(ライター:りえ160)