宮崎発!フライパン調理の「もちピザシート」がうまいぞ
2018.06.26 06:00
あんこ+チーズも合う
取材にこたえてくれたのは、宮崎出身で地元が大好きという太田さん。長年、県の特産品や銘菓を販売する仕事に携わっている。きっかけは、「宮崎の新しい名物を作りたい」という思いからだった。
「ヒントになったのは『わざわざ餅を切ったり水につけたりしなくても、手軽にもちピザを食べられたらいいのに』という主婦の言葉でした。宮崎市内で4代続く老舗米店『安田屋』さんに協力していただき、3年半かけて開発しました。米粉からではなく、九州産もち米100%使ってついたお餅をカットする方法を見出し、冷えても硬くならないのが特長でお弁当にもOKです」
具には、明太子やキムチ、チョコバナナなどなんでも合うと言う。太田さんのおすすめは、あんことチーズをのせた福岡大宰府名物の「梅ヶ枝餅」風ピザ。
もちピザシートは、何年か県内でのテスト販売を経て2018年1月に全国発売。そのおいしさが口コミで広まり、小麦粉アレルギーが心配な子育て中のお母さんにも注目されているとか。またどんな具にもマッチすることから、都内の飲食店からはメニューに加えたいと問い合わせが来て、実際、提供されてもいるそうだ。
ジワジワ広がるもちピザブーム。新たな宮崎名物誕生となる日は近いかもしれない。
価格は2セット4枚入りで1000円(税込み)。「もちピザ本舗」のオンラインショップや宮崎空港のお土産店はじめ県内の各スーパー、東京では「むらからまちから館」(有楽町)、「新宿みやざき館 KONNE」(新宿)などで手に入る。