銀座のランドマーク・和光の時計塔が「隠された」! 一体何が?「時を休もう。」とはいったい?
2018.06.09 15:09
「時間について見つめなおすきっかけにしてほしい」
セイコー・広報室の吉野周さんは、これは6月10日の「時の記念日」にちなんで、同社が仕掛けたものだという。
いったいなぜこんなことを考えたのか。セイコーは2017年から「時間」についての意識や実態を調査し、「セイコー時間白書」として発表している。
今回、2018年5月9日~14日まで、全国の10代(15歳以上)~60代の男女1200人にインターネットを通してアンケート調査を実施したところ、「時間に追われていると感じている」(64.3%)人が多いことがわかった。
吉野さんは
「こうした調査結果や、現在政府によって進められている「働き方改革」で時間の使い方が見直されている実態を踏まえ、長年『時間』に携わる企業として、メッセージ性のある企画を何か実施したいと考えました」
と話す。
そこで「平成最後の時の記念日」である6月10日を含む連休を、「時間について見つめなおすきっかけにしてほしい」との思いから、時計を隠すことにしたのだという。