「高校の修学旅行」本当に四国が多いのか、改めて検証してみた
「1位になってほしい」という期待か?
もはや万事休すか――真相は藪の中、と片付けてしまってもいいのだが、四国での修学旅行の誘致の活動があるのは事実だ。
先に書いた松山市のケースはもちろん、他にも香川県ではうどん打ちの体験や、丸亀うちわ作り、88か所のお遍路をめぐるものなどのコースがあるし、徳島県では「農家民泊」を体験する取り組みで修学旅行生を誘致するといったものもある。
こうした活動が少しずつ広まりを見せて、四国へ修学旅行に行く学校が少しずつ増えてきているのだろうか。数値として1位である、というインパクトはないにしても、今回の「四国1位」というのは、今後の期待も込めたアンケート結果だったのかもしれない。