小室圭さん効果？ 「海の王子」は応募者倍増していた

応募者は昨年から倍増

2018年度は、いずれも大学生で、海の女王に小野留佳さん（20）、佐藤瞳さん（20）、本郷美波さん（18）が選ばれ、海の王子には鈴木翔太さん（18）、藤代大雅さん（20）が選出された。

イベントは藤沢市の観光PRを目的に、1949年から始まった。49年当時は「麗姿江の島青春祭『ミス弁天』」という名前で行われた。以後3回にわたり名称が変わっても、コンテストの対象は女性だけだったが、1996年から今の名称に変わると同時に、男性も対象になった。

応募資格は神奈川県か東京都に在住している、18歳（高校生不可）以上の未婚男女のほかに、

「入賞日から1年間、観光行事等に参加できる方」
「モデル･タレント等の特定契約がなく、以前に同種コンテスト等での入賞経験がない方」
「他の団体の『ミス』や『親善大使』に予定されている方は応募できない」

と定められている。出身地、学生、社会人なのかは問わないが、担当者によると「ここ数年で社会人が選ばれたことはないと思います」としている。

書類審査、面接2回を通し、「海の女王」と「海の王子」が選ばれる。18年は110人が応募し、最終審査では24人の中から上記の5人が獲得した。

入賞者は関東エリアを中心に市内外で行われる、藤沢市への観光誘客キャンペーンに参加する。具体的には、観光パンフレットの配布、新聞社・ラジオ局に訪問するなどだ。18年4月には、仙台市にも訪れたという。活動期間は、江の島の海開きとなる7月1日から1年間。