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なぜモスバーガーは台湾で受け入れられたのか 上陸から27年、櫻田会長が現地スタッフに語る

城戸 譲

城戸 譲

2018.04.09 17:00
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「名も無い」ところからのスタート

モスバーガー店舗の例
モスバーガー店舗の例

キャストミーティングは、全国47都道府県のお客さんと交流する「タウンミーティング」(2011~15年)に続いて、15年度から行われている。櫻田会長の講演や質疑応答、懇親会など、職位に関わらずに、直接経営者とキャストが交流できる場だ。

全国各地で開催されているが、海外では台湾が初めて。現地のモスバーガーは、日本MOSと台湾の大手電機メーカー・東元電機(TECO)の合弁による「安心食品服務」が運営している。日本との違いは、全店が直営で、フランチャイズ店が存在しないことだ。

講演する櫻田会長
講演する櫻田会長

台湾でのキャストミーティングは、現地法人の研修施設「安心学院」(新北市淡水区)で18年3月22、23日に行われた。K編集長が取材したのは、23日の2日目。ミーティング開始前、櫻田会長に初日の感想を聞いた。

「私が感じた言葉で、一方通行でないリアルなコミュニケーションができたのが一番良かったですね。いまはおかげさまで、これだけの会社になりましたが、名も無いところからスタートしました。その時のことを話すと、『台湾のモスバーガーも、いまこうやって有名だけれど、そういう時(草創期)もあったんだ』とか。各国の人気商品を紹介すると、『自分たちは台湾のモスのことしか知らなかった』といった反応があって、勉強にはなったのかなと思います。忌憚なく話せたのが良かったです」
現地では「ライスバーガー」が人気
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