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「電子投票」、最後に残った青森県六戸町でも休止へ

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.04.09 08:00
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「導入する自治体の数が少ないと、採算が取れなくなるため」

Asakoさん撮影、Flickrより
不在者投票じゃなくて期間外投票なのね。

電子投票が全国で初めて行われたのは、02年の岡山県新見市での選挙。六戸町では、04年1月の町長選挙(投票率81.37%)で初めて導入された。

当初は複数自治体が導入していたが、05年に岐阜県可児(かに)市での機器トラブルがあり、選挙無効の判決が出て以降、次第に自治体で導入の撤退が相次ぐ。国内で最後に電子投票が行われたのは、16年1月の六戸町議会議員補欠選挙(投票率34.75%)だ。

電子投票のための機器を供給しているのは、システム開発会社や機械製造会社など20社で構成される「電子投票普及協業組合」(東京都。以下、『組合』)。今回、機器供給を休止する理由について、組合は「導入する自治体の数が少ないと、供給しても組合としての採算が取れなくなるため」だと説明している。六戸町は17年12月、組合から「今後は供給できない」と連絡があり、電子投票の休止が決まった。なおこれにさきがけ、新見市でも17年に導入休止が決まっていた。

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