【検証】ジャミロクワイ「Virtual Insanity」は、本当に「さっぽろ地下街」からインスピレーションを受けたのか
洋楽にはまったく興味がない、という人でもどこかで一度くらいは絶対に耳にしているであろう楽曲のひとつが、ジャミロクワイの「Virtual Insanity」だ。
1996年に発表された3rdアルバムの「Traveling Without Moving」に収録されていた曲で――、と説明されてもわからないかもしれない。大きな帽子をかぶった人が、床が動いているように見える無機質な白い部屋の中で、奇妙な踊りを見せる特徴的なミュージックビデオなら見覚えがあるのでは。
この「Virtual Insanity」が、札幌市の地下街がきっかけとなって作られた曲だったとツイッター上で話題になっている。そこで、過去のインタビューや状況証拠から、「インスピレーション元は札幌」説を検証してみることにした。