「カス」でも抵抗感なし? 「天かす」は「揚げ玉」より、圧倒的に強かった
「揚げ玉」多数派だった県は...
総得票数では「天かす」が701票(76.1%)、「揚げ玉」が219票(23.8%)と、揚げ玉もそれなりに健闘している。これは関東地方を中心に、比較的「揚げ玉」派も存在していることにその理由がある。
たとえば、東京都の得票数は「天かす」が271票(64.9%)、「揚げ玉」が146票(35.1%)となっている。ほか、神奈川県でも「天かす」28票(60.9%)、「揚げ玉」18票(39.1%)と、3割強が「揚げ玉」に親しみを感じると回答した。
ただ地図を見ると、「天かす」に親しみを持っている人が過半数を占める都府県がほとんどだ。「揚げ玉」が多数派だったのは北海道と群馬県、千葉県のみ。同率は沖縄県のみだった。なお島根県は投票数が0票だった。
とりわけ、関西地方の「天かす」の強さが際立つ。関西地方(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)を見ると、「天かす」が143票(98.6%)、「揚げ玉」はわずか2票(1.4%)と、「天かす」が関西圏では天下を取っていると言ってよい。
更に、関西を除いても、この傾向は福岡県、岡山県、広島県、愛知県、そして石川県でも顕著に現れ、それぞれ90%近い得票数が「天かす」に集まっている。