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ロッカーを開けて、牡蠣をゲット! 兵庫県の「活カキ自販機」が生まれた理由

野口 博之

野口 博之

2018.02.20 20:00
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「営業時間外でも、新鮮なカキが買えるように」

自販機を設置している鮮魚店「牡蠣(かき)屋」のオーナー、栄藤(えとう)綾子さんは2月20日、Jタウンネットの取材に対し、理由をこう話した。

「カーポートの下でカキの店頭販売をしていますが、営業時間までに来られないお客さまがいます。そこで、24時間いつでも新鮮なカキが買えるようにと、昨年の4月から自販機販売を始めました。また、店頭販売は、暖かくなるとカキが日に当たって弱ってしまいますので3月いっぱいで終了しますが、冷蔵BOXなら、それ以降も販売できることもありますね」

カキの販売は、11月ごろから始めるが、自販機では、5月のゴールデンウィークごろまで販売できるそうだ。

自販機のカキは、朝に返却BOXからカギを回収し、夕方にそのカギのロッカーに補充する形を取っている。ただ、カキの販売は、店頭の方が多く、自販機で売れるのは1割にも満たないという。

店では、室津港で水揚げされた新鮮なカキを扱っている。ほかの産地では、育つのに2、3年かかるが、室津では、ミネラル豊富な海で育つため、1年で丸々と大きくなるそうだ。

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