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ロッカーを開けて、牡蠣をゲット! 兵庫県の「活カキ自販機」が生まれた理由

野口 博之

野口 博之

2018.02.20 20:00
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ジュースの裏には、冷蔵BOXのカギが付いていた

以下、進藤 なつき@あんそに@NaTsuKi_S_1218さん提供

以下、進藤 なつき@あんそに@NaTsuKi_S_1218さん提供

駐車場の中にあるカーポートの下には、コーヒーなどが販売中の自販機があり、その右横に小さなボックスが集まったロッカーが2つ並んでいた。

town20180220192523.jpg


この自販機の写真が2018年2月17日ごろにツイッター上にアップされると、そのユニークなアイデアが大きな話題になった。「ロッカーを開けた瞬間、磯の香りが」「カギでカキを手に入れるのか」「ジュース付きいうのいいね~w」などと次々に書き込まれている。

ところで、この自販機で、どうやってカキを販売するのだろうか。

自販機に近づくと、缶ジュースのディスプレーの下に、貼り紙だけのディスプレーがある。貼り紙の1つには、こう書かれていた。

「ジュースの裏にカギが付いています 隣の冷蔵BOXから取り出して下さい」

ディスプレーには、「MIXサイズ 2kg 1500円」などと別の貼り紙もかかっている。自販機にお金を入れ、必要なサイズや重量の殻付きカキを選んで、貼り紙下のボタンを押す。

すると、まずジュースがランダムに出てくる。その裏に付いているカギを手に入れれば、それでロッカーを開けてカキを取り出す仕組みだ。使用後のカギは、ロッカー下の返却BOXに入れてもらうようになっていた。

缶ジュースだけ別にほしくても、コーヒーなどの下のボタンを押せば、100円で買える。寒い時期だけに、すべてホット飲料だった。

「営業時間外でも、新鮮なカキが買えるように」
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