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インコが街頭演説で「ストップ迷子!」 掛川花鳥園で展示・販売のポスターが面白い

野口 博之

野口 博之

2018.01.22 08:00
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静岡県掛川市内のテーマパーク「掛川花鳥園」で、展示・販売されているインコなどのポスターが面白いと、ツイッター上で関心を集めている。

「相変わらず、掛川花鳥園のポスターがキレッキレで笑う」。掛川花鳥園を訪れた主婦の「茶そば」さんは2018年1月14日、ツイッターにいくつかのポスターを投稿してこう紹介した。

「1羽1羽はビビリでも5羽揃えばきっと...大丈夫!」

それを見ると、インコなどを擬人化したユニークなポスターがずらりと並ぶ。

「コカッティ7月号」と女性ファッション誌の表紙に見立てたポスターでは、ピンク色のスカーフを首に巻いたインコがフィーチャーされている。見出しには、「この時期こそ美しい体を手に入れる!」とのフレーズが躍っていた。

以下、茶そば@ata_chaさん提供

以下、茶そば@ata_chaさん提供

インコ党ゆず総裁としてインコの顔をアップにしたポスターでは、「ストップ迷子!」宣言をした。「インコ党は迷子の飼い鳥をつくらない環境を目指します」と高らかにうたっている。

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「小鳥戦隊トベルンジャー」をタイトルにしたポスターは、胸にバッチを着けたインコが5羽並ぶ。「1羽1羽はビビリでも5羽揃えばきっと...大丈夫!」がキャッチフレーズだ。

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UFOからインコ3羽が地上に降りた「インコ党」のポスターは、何かの始まりを感じさせる。「遂に舞い降りた この日本を救えるのは彼らしかいない...」そうだ。

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「みんな仲良くごはんを食べるべきだ」

実は、これらのポスターは、プロダクトデザイナーのTomo Yamashitaさんが作成したものだ。

掛川花鳥園の売店で、展示・販売しており、売店の担当者によると、Tomoさんのポスター3枚セットで税込975円だ。6種類のセットがあり、ポスターは計18種類あることになる。鳥の関連商品として、1年以上前から売店で取り扱っているそうだ。

Tomoさんの作品はクリアファイルにもなっており、こちらの方が手ごろだと買う人が多いという。A4判1枚が税込380円で、こちらは20種類用意されている。デザインが凝っていることから、「面白いね」「かわいい!」と好評だそうだ。

なお、掛川花鳥園では、Tomoさんの作品だけでなく、スタッフも鳥をデザインした独自のポスターを5パターンほど作って、売店とは違う場所に貼り出している。

そのうち、園内で展示しているキンケイがアメリカの国旗をバックに演説するポスターがネット上で人気だ。「みんな仲良くごはんを食べるべきだ」と訴えてユーモラスな作りになっている。顔の表情がまるで、トランプ大統領みたいだというのだ。

このほか、イワシャコを9羽揃えて「イワシャコ戦隊イワシャコ9」と題したポスターは、「ヒナだったぼくたちは 憧れの『正義の味方』になった―――――」として、餌付けの触れ合いができることをアピールしていた。

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