【Jタウン動画大賞】レペゼン地元賞・青森県／滑舌悪い芸人VSノリノリ知事のラップバトル

2017年は、それぞれの地方が工夫を凝らした「ご当地動画」が熱い1年だった。しかし、毎月、多くの動画がアップロードされる中、大きな注目を集めるのはその一部で、このまま埋もれてしまうのはあまりにももったいない......。

そこで、2017年の間に公開されたご当地PR動画の数々を振り返り、「これぞ」と思う作品を改めて紹介。2018年の引っ越し先や旅行先選びに役立つかは分からないが、ユニークな動画を取り上げた「Jタウン動画大賞」を勝手に開催する。

青森県、本気

青森県のPR動画「ディス(り)カバリー青森 2」（8月8日公開）は、滑舌の悪さで一躍人気を集めた芸人の諸見里大介さんと、方言を操る青森県民とのラップバトルがメインの作品だ。

｢2｣の通りこの動画は第2弾で、第1弾（16年12月公開）で敗北した諸見里さんがリベンジするという内容になっている。

諸見里さんが関西の良いところを滑舌は悪いが関西弁でラップして伝える一方、次々と現れる青森県民たちは青森弁全開で青森の良いところを紹介するという対比が見どころだ。どちらも何を言っているか分からないが、曲のノリが良いためか、なぜか引き込まれてしまう。

また、青森県サイドのラストを三村申吾知事（つづ）が担っているという点からも本気度が伺える。

よってここに、「レペゼン地元賞」を勝手に与えることにする。