「あいじゃ!」「あきゃ!」「やばち!」=不意に水などをかけられて驚いた時の叫び声... 標準語で伝えにくい「#ピンポイント方言」教えてください
2017.12.23 11:00
標準語では説明しにくい方言求ム
例えば沖縄県。地元出身記者の実感では、一部地域では、「不意に水などをかけられて驚いた」際、思わず「あいじゃ!」もしくは「あいじゃら!」と叫ぶ人が多いのだ。それだけなら台風や突然の雨が多い亜熱帯気候の沖縄県ならではの表現、ともなるが、実は同様の表現は日本各地に存在する。
ところ変わって長崎県では「あっちぇ!」だ。「熱い!」がなまってような響きがあり、熱湯がかけられたかのような反応だが、友人の長崎出身者によると特に液体の温度は関係なく、こちらも「不意に水などをかけられて驚いた」時専用の表現なのだという。
南日本以外でも、山形県では「やばち!」、新潟県では「あきゃ!」「あきゃきゃ~!」などが、つい声に出てしまうのだという情報も寄せられている。「不意に水などをかけられて驚いた時」専用の表現の分布範囲は非常に広いようだ。
おそらくだが、こうしたピンポイントすぎて標準語では解説しにくい方言は、各地に大量に眠っているだろう。
読者の皆様からも、地元で使われるそんな「ピンポイントすぎて標準語では解説しにくい」方言を募集したい。
応募する際は、ツイッターのハッシュタグ「#ピンポイント方言」もしくは、寄稿フォーム、メール(toko@j-town.net)で、方言とその意味や用例、ペンネームや年齢、性別などを添えてお送りください。