「お巡りさんが網や棒を...」 サル逃走、神奈川をぐるり回って大田区へ
2017.12.07 06:00
箱根や丹沢などに野生のニホンザルが生息
実は、このサル、10月17日に神奈川県平塚市内で目撃されてから、県内のあちこちで出没しているサルと同じだとみられている。
報道によると、その後、厚木市、鎌倉市から三浦半島の三浦市まで移動し、ここから北上して横浜市内に入っていた。12月5日朝には、鶴見川にかかる橋の欄干の上を悠々と歩くサルの姿を一般の人がビデオに録っており、多摩川の橋も渡って大田区に入ったらしい。
神奈川県の自然環境保全課は6日、箱根や丹沢などに野生のニホンザルが生息しているとして、どこから来たのかは分からないものの、県近辺にいたサルではないかとJタウンネットの取材に答えた。今回のサルは、群れから離れたのではないかとみている。
16年度現在で、県内に952頭がいると推定されており、県内の市街地では頻繁に目撃されている。横浜でも数年に1度目撃されるが、都区部に現れたのは聞いたことがないという。