「またいつか、別の星で、会いましょう」　福岡・スペースワールドの閉園演出が感動的

ポスターは、スペースシャトル打ち上げのフィナーレ描く

その背後には、名物のスペースシャトルが点火して、スペースワールドから打ち上げられる様子のイラストが描かれている。

ポスターでは、17年は「変な広告ばかりしていた」として、その理由について、「最後まで笑ってスペワに来てもらいたかった」と明かした。そして、こう締めくくっている。

「27年間愛してくれてありがとう。たくさんの笑顔を見せてくれてありがとう。悔しいけれど、お別れです。不器用で、ちっぽけで、でも、一生懸命がんばった遊園地を、どうか、どうか、忘れないでください」

ツイッター上では、このポスターの演出の巧みさに感嘆の声が出ている。

今年で閉園してしまうスペースワールド、最後のポスター。これは...卑怯...！
ちょっと涙ぐんでしまった。 pic.twitter.com/mHEMNijULE

— ヤギの人＠ゐうさい (@yusai00) 2017年11月26日

スペースシャトル打ち上げてこのメッセージはズルい(褒め言葉

— たかぴー(長谷ぴなこ) (@loveeearth) 2017年11月27日

ああ...なんて素敵なポスター、27年間分のお客さん達との沢山の思い出を乗せて行ってしまうのか...(;´Д⊂)

— syamoji (@syamoji_5) 2017年11月27日

スペースワールドは16年12月、「諸般の事情」だとして閉園が発表されている。その後、スペースワールドは、閉園に向けて様々な企画を練り、かつて人気だったシャトル前での花火ショーをフィナーレで復活させようと、9月からクラウドファンディングで1500万円の資金を募った。