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「人生であれほど餃子を食べたことは...」 宇都宮が舞台の映画「キスできる餃子」、ロケ同行プロデューサーが激白!

松葉 純一

松葉 純一

2017.11.12 11:00
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主演の足立梨花さん、ロケ地の餃子店「龍門」にて(写真はすべて「キスできる餃子」製作委員会提供)
主演の足立梨花さん、ロケ地の餃子店「龍門」にて(写真はすべて「キスできる餃子」製作委員会提供)

2017年11月4日と5日、栃木県宇都宮市では「宇都宮餃子(ギョーザ)祭り」が開催された。会場は宇都宮城址公園、「宇都宮餃子会」28店が出店し、各店自慢の餃子が1皿3個100円で提供され、県内外から多くの人が訪れた。

ところで、宇都宮を舞台とした映画「キスできる餃子」をご存じだろうか。今年8月15日から9月10日まで、1カ月近い宇都宮ロケが行われた。撮影はほぼ終わり、来年の公開に向けて編集作業が進んでいる。

主演は、ドラマやバラエティーに幅広く活躍する、足立梨花さん、相手役は「BOYS AND MEN」の田村侑久さんだ。バツイチ子持ちの出戻りシングルマザーが、実家の餃子屋の再建に奮闘しながらも、謎のイケメンに恋をするラブコメディである。

監督は秦建日子(はた・たけひこ)さん。「アンフェア」の原作、「HERO」「救命病棟24時」「ドラゴン桜」「そして、誰もいなくなった」など数々の大ヒットドラマの脚本を手がけてきたことで知られる。映画の監督作品としては、三重県桑名市を舞台にした「クハナ!」(2016年公開)に続く、地方創生ムービー第2弾だ。

「毎日のように餃子を食べた......」

これぞ宇都宮餃子、パリパリとして美味しそう!
これぞ宇都宮餃子、パリパリとして美味しそう!

宇都宮ロケの様子を、「キスできる餃子」のプロデューサー・槙哲也さんに聞いてみた。

宇都宮の餃子店の娘を演じる足立梨花さん
宇都宮の餃子店の娘を演じる足立梨花さん

「人生であれほど餃子を食べたことはありませんでした(笑)。主人公の実家が餃子屋という設定なので、現場にも餃子があるのは当然なんですが、お昼のケータリングにも宇都宮餃子会の好意で餃子をたくさん振舞っていただきました。スタッフも俳優さんたちも、とにかくよく食べましたね」

「実は、私は宇都宮出身で、高校まで宇都宮で育ったのですが、当時は『宇都宮=餃子の町』と全国的に認知はされていませんでした。それが今では、宇都宮でロケだと決まった時からスタッフや出演者もみんな餃子を食べることを楽しみにしている、撮影中も餃子を食べに来る多くの観光客を目にする、改めてそれを広めた地元の努力を実感しましたね」と槙さん。

餃子を食べる秦監督(右)、田村さん(中)、宇都宮餃子会事務局長・鈴木章弘さん(左)
餃子を食べる秦監督(右)、田村さん(中)、宇都宮餃子会事務局長・鈴木章弘さん(左)

「ロケの中盤で、スタッフ全員で会食する機会があったのですが、会場はやはり餃子屋さんでしたね(笑)とにかく毎日のように餃子を食べていました。餃子ってそんな高級料理でもなんでもない、でもみんな大好きで、笑顔になれる、その魅力に感動しましたね......」

こちらは「餃子みんみん」の餃子
こちらは「餃子みんみん」の餃子

「ロケ場所で素晴らしかったのは、大谷石の産地である大谷町でした。もちろん地下に広がる資料館も圧倒されますが、大谷町に入ると急に地形が変わり、地上にも大きな石の山があります。私自身久しぶりに今回大谷を訪れましたが、その独特の景観にスタッフも驚いていましたね」と、宇都宮出身の槙さんも改めて驚いたようだった。

追記 2017年11月13日、記事を一部修正致しました。

大谷石資料館で演技指導をする秦監督(中)、田村さん(左)、足立さん(右)
大谷石資料館で演技指導をする秦監督(中)、田村さん(左)、足立さん(右)

宇都宮市・佐藤栄一市長(前列右から2人目)を迎えて、スタッフ、キャストが大谷町で記念撮影
宇都宮市・佐藤栄一市長(前列右から2人目)を迎えて、スタッフ、キャストが大谷町で記念撮影

映画「キスできる餃子」公式ウェブサイトより
映画「キスできる餃子」公式ウェブサイトより

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