宮城県のアイリスオーヤマ　「なるほど家電」が大ヒット！

[OH!バンデスーミヤギテレビ]2017年10月16日放送の「解体新書」のコーナーで、宮城県に本社をおく企業アイリスオーヤマが紹介されました。

常に不便を見つけて商品開発

アイリスオーヤマは仙台に本社がある、ものづくりのメーカーです。「なるほど家電」をモットーに、品種は多種多様にあり、フライパンや衣装ケース、自社ブランドの米まで販売しています。

アイリスオーヤマの最初のヒット商品は、透明の衣装ケースです。意外かもしれませんが、昔は衣装ケースというと透明ではなく、中が見えないようになっていました。それを現在の社長が不便だと考え、透明な樹脂を開発し、衣装ケースとして販売したそうです。

社長に当時発明したきっかけを聞くと、「常に不便を感じ、見つける」ことが大事だということでした。

アイリスオーヤマは常に新商品を出していて、年間1000アイテムも販売するそうです。開発会議も毎週月曜に行われていて、約20アイテムが審議されるということでしたが、そこには必ず社長が参加してプレゼンを見るそうです。社長や他の職員に認められて初めて商品として売り出すそうです。

そんなアイリスオーヤマには変わった習慣があります。それはパソコンを使うときは座らないそうです。社風として「新しいことを生み出すときはペンを持って机の上で」、「すばやくスピーディに終わらせたいパソコンはあえて立ち、効率よく終わらせる」。常に開発を考えるために生まれた社風ということでした。

確かにホームセンターなどに行くと、アイリスオーヤマの商品は「手が汚れないホース」や「手で持てる物干し台」などアイディアに富んでいます。常に不便を感じることがチャンスにつながるというのはスゴイですね。これからも新商品が出ることを楽しみにしたいです。(ライタ―：sakuranezumi)