「雪降ればみんな大騒ぎ♪」 女子アナが歌う「静岡あるある」ソングが大反響
「気候・人柄ともに温かな静岡県に、ぜひ一度」
プロジェクトを始めたときのキャッチフレーズは、「すいませんm(_ _)m静岡県です。」。県民が謝る場面でなくても「すいません」を多用することから、親しみやすい言葉として選んだ。
4sizのメンバーらは、全国各地の観光イベントなどに足を運んだり、月刊誌などの取材を受けたりして、静岡をPRしてきた。2年目の16年は、4sizのメンバーらが人気の女性芸人らと県内のスポットを訪ね歩く特別番組「静岡であそぼ」を各局系列のBS放送で流した。3年目となった17年は、「いいね!静岡」をキャッチフレーズに、PRソング「静岡あるある」を作ったほか、今後は大学の学園祭で静岡のよさをアピールしたり、静岡で生活する人を番組で紹介したりする予定だ。
また、俳優の田辺誠一さんが作った応援キャラクター「ふじたん」もツイッター上で情報を発信しているほか、静岡・御殿場市出身のお笑いコンビ「トータルテンボス」も応援団としてプロジェクトの盛り上げに一役買っている。
静岡県は、少子高齢化などによる人口減少や企業の相次ぐ撤退が大きな課題になっている。プロジェクトは、観光客の増加や移住・定住の促進につなげることを目指しており、担当者は、「東京、名古屋といった大都市に囲まれていて、『通ったことはあるが立ち寄ったことはない』という方が多いようです。交通の便が良く、グルメ、観光スポットが豊富で、気候・人柄ともに温かな静岡県に、ぜひ一度立ち寄って、魅力を感じていただきたい」と話している。