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秋田新幹線、クマと衝突→県民「またか」 驚かない理由は...

松葉 純一

松葉 純一

2017.09.19 20:00
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「そういえば普通の電車が走る普通の線路だった」

奥羽本線区間を走行する秋田新幹線E6系。写真はイメージです(Cheng-en Chengさん撮影、Wikimedia Commonsより)
奥羽本線区間を走行する秋田新幹線E6系。写真はイメージです(Cheng-en Chengさん撮影、Wikimedia Commonsより)

ツイッターに届いているコメントを見てみよう。

「英語表示で『Bear collision』って出てきたので(おっおう...)ってなった」「ちょっと痛かったぜ」などと、そのまま去っていったというクマの強靭さに驚く人が多い。

一方、こんな感想も多かった。

「そういえば普通の電車が走る普通の線路だった」「『秋田新幹線』は本線から切り離されて在来線の線路を走る特急なのです」「高架での走行ではなく在来線の線路を走行しているため、クマが線路内に立ち入ったと思われます」などという指摘である。

秋田新幹線は、盛岡駅から秋田駅までは、田沢湖線・奥羽本線という在来線を走行する、いわゆるミニ新幹線だ。したがって沿線の山林からクマ、カモシカなど野生動物が線路内に侵入し、衝突するケースもしばしばだ。地元の人にとっては、けっして珍しくない日常的な事故と言えるかもしれない。

「秋田新幹線 クマと衝突し緊急停車」というニュースに対して、首都圏に住む人は「えっ?」と驚くが、秋田県民は「またか!」と舌打ちする。まったく違う反応となるのだ。

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