東京名物の「甘食」、西日本では低認知度! 浅草の「まるごとにっぽん」が調査
マフィンを原型にしたお菓子「甘食」。発祥地とされる東京都を中心に、東日本での知名度が高い......というよりも、それ以外の地域だと著しく低い。
浅草の商業施設「まるごとにっぽん」(東京都台東区)が甘食について調査したところ、関東地方では「食べたことがある」「知っているが食べたことはない」と答えた人が70%以上だった。
一方で、それ以外の地域だと50%を切ることも多く、中でも愛媛、徳島、宮崎、鹿児島、沖縄など、九州・四国地方での認知度は低かった。
しかし、そんな甘食をより親しみやすい味、形にアレンジし、「東京のふるさとの味」を目指している店が「まるごとにっぽん」内にある。その店「壱(ichi)」は、マフィンを日本風にして誕生した甘食を、再度「洋」に寄せるという発想で、東京土産としての新たなポジションを狙っているという。