北九州スペースワールドが年内閉園　最後の夏は「死海プール」

[めんたいワイド- 福岡放送] 2017年7月25日放送の「Motto!」では、年内で閉園するスペースワールド（北九州市）の夏のイベントについて取り上げました。

1990年、新日鉄八幡製鉄所の工場跡地に開園したスペースワールドは、宇宙のテーマパークとして人気でした。

年末に閉演予定

1997年には年間入場者数が200万人を超え、北九州市の成人式会場としても使われていました。2017年12月末に閉園するということで、夏の思い出にしてほしいとスペースワールドでは様々なイベントを開催しています。

6月17日から7月31日まで開催していた「ビリビリ・エイリアンパニック」。これは、恐怖で心拍数が高くなると手首につけたベルトに電流が流れるという新感覚アトラクション。

「エイリアンパニック」は以前からあったエイリアンが出現するお化け屋敷のようなものですが、そこにビリビリが加わった新しいアトラクションです。エイリアンが出てくる恐怖心と、ビリビリが来ないかという恐怖心でドキドキするというお客さんの声がありました。

最後のプールは「死海」

この季節になると、プールがオープンするレジャー施設も増えます。スペースワールドにもプールがあり、今年は昨年人気を博した「水面上の浮遊感」を体験できるプールが進化して登場です。

その名も「辛（しん）・死海プール」。死海のように体がぷかぷかと浮びます。昨年は、塩分濃度が14%で死海の水よりも塩分濃度が低かったため、今年はリベンジ。塩分濃度20%を目指してプールに大量の塩を投入します。塩分濃度が14%になったところで、次に「死海の塩」をどんどん投入していきます。

作業員がこの時に気づいたのが、死海の塩を入れると水が冷たくなるということ。死海の塩を入れた後の作業は、足先が冷たくなったそうです。

作業員が実際にプールに入り、体が浮くかをチェックして完成。大人が浮くということで作業完了となりました。スペースワールドのプールは8月31日までオープンしているとのことです。

スペースワールドは昔、よく行っていました。以前は、もっと宇宙を全面的に推していて、宇宙食なども売っていました。新しいジェットコースターもあったので、閉園は本当にもったいないです。閉園後はショッピングモールになるという話もあります。閉園までに機会があれば、もう1回行ってみたいなと思いました。（ライター：ぴよこ）