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古墳にコーフン協会会長「まりこふん」さんに、その古墳愛を語ってもらった

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2017.05.01 17:00
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古墳との出会いは、10年前の仁徳陵

「シンガーソングライター」「古墳シンガー」「会長」など、様々な肩書を持つまりこふんさんは、現在、音楽やイベント出演を通して古墳の良さと可愛さを伝える活動をしている。

イベントで楽曲を披露するまりこふんさん

イベントで楽曲を披露するまりこふんさん

そんなまりこふんさんが古墳の良さに目覚めたのが2007年のことで、ツアーで訪れた大阪の仁徳陵(大仙陵古墳・大山古墳、大阪府堺市)と地元の埼玉(さきたま)古墳群(埼玉県行田市)との出会いがきっかけだという。

「仕事でよく大阪を訪れる機会があって、旅好きなのもあって観光も楽しんでいました。でも何度も行くと、観光に行くところも限られてきました。そんなとき、小学校の時に教科書で見た前方後円墳、仁徳陵を思い出して、行ってみようと思い立ったんです」
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仁徳陵 (C)国土交通省 Wikimedia Commonsより)

歴史は苦手というまりこふんさんだが、特徴的な前方後円墳の形は記憶に残っていたのだという。

しかし、期待に胸を膨らませて向かったものの、古墳が巨大すぎるがゆえの弊害にぶつかってしまったという。

「あの鍵穴の形を期待して近くまで行ったら、あまりに大きくて形が分からないし、(濠に囲まれているため)中に入ることもできなかった。それで近くの博物館に行ったんですが、そこで仁徳陵が世界3大墳墓の1つで、面積では世界最大ということを知り驚きました。こんなに凄いものが、日本では一般的には知られていないし、世界の遺跡好きの間でもマイナーな存在だということにもったいないと思ったんです」

この時は、全景を見ることが出来なかったことに若干の肩すかし感を覚えつつも、こんなに巨大なものがあまり注目を集めていないことにショックを受けたという

その帰り道、阪和線の車内で降りてきたのが古墳ソング第1号の「麗しの仁徳陵」だと語る。

アルバム「古墳deコーフン!」と著書「東京古墳散歩」

アルバム「古墳deコーフン!」と著書「東京古墳散歩」

その後、子供のころの思い出にある埼玉古墳群を再度訪れ、登ったことで感動し、「古墳シンガー」として目覚めたのだという。

「1500年も前からずっとあり続けた古墳に今出会えたことに感動して、それ以降はツアーで訪れる地の古墳に行くようになりました。色々な古墳と出会うたびにさらにハマっていきました」
古墳へのハードルを下げたい
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