「きんとんパイ」ってお菓子、給食に出てた人いる?
製造は地元でなかった!
「きんとんパイ」とは、加賀市の人たちに親しまれているスイーツです。市内のスーパーのお惣菜コーナーなどに売られており、さつまいもで作ったきんとんをパイで包んで揚げた四角いお菓子です。
惣菜コーナーでもかなり目立っており、1日に300個売れる日もあったという大ヒット商品です。
もともとは、加賀市の学校給食に出されていたのですが、学校給食で流行っていると聞いたスーパーが販売し始めると、噂を呼び、加賀市内のスーパーに広まっていったということです。
きんとんパイは、加賀市以外の給食では出されないので、加賀市民のみの思い出の味となっています。
加賀市山中温泉のとある店では、「加賀市の学校給食No.1」として、揚げたてを販売しており、地元の人はもちろん、観光客にも人気の商品となっています。
しかし、もともときんとんパイは加賀市で作っているわけではなく、山形県の会社で作っているロングセラー商品で、金沢市の業者を通して加賀市の学校給食に提供されているそうです。
調べてみると、加賀市のほか、秋田や静岡などの一部地域で給食メニューとして親しまれているとか。
地元のものではありませんが、懐かしい思い出の蘇る思い出のデザートなのですね。(ライター:りえ160)