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高齢者も活躍を、というけれど 「都市部ならとにかく、地方になかなか仕事は...」

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2017.01.23 07:47
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[めんたいワイド- 福岡放送] 2017年1月10日放送の「特報THEスライドショー」のコーナーで、高齢者の定義について取り上げました。

現在、65歳以上を高齢者としていますが、身体・知能能力は10~20年前より5~10歳ほど若返っており、65~74歳でも活発に社会活動できる人が多数いるため、高齢者のくくりを変えてもいいのではという声が上がっています。

画像はイメージです(Thomas Szynkiewiczさん撮影、Flickrより)
Conversation
65~74歳 「准高齢者」
75~89歳 「高齢者」
90歳以上 「超高齢者」

こう呼んでもいいのではと日本老年学会が提言しています。

しかし、現在は介護や福祉など65歳以上を高齢者とくくって行っているため、制度に関しての見直しなども行わなければいけないのかという声もあがっています。

高齢者定義の見直しに福岡市民の声は...

実際、福岡の街で高齢者の定義について伺ってみると、様々な答えが出てきました。

・「昔の上司は55歳から年金を貰っていたので、55歳でいいと思う」(59歳・男性)
・「65歳だが、高齢者という気持ちになれない」(65歳・男性)
・「65歳から受けられるサービス(バスの定期券など)があるから生活できるけど、75歳になるとサービスがないのでお金を出して病院などに通う負担が大きくなる」(67歳・男性)

高齢者の定義が見直されると、定年延期などの雇用制度に変化が出てくるとも言われています。

実際、60歳定年後の継続雇用は81.4%、労働力人口における65歳以上の割合も10.6%となっているそうです。

しかし、街で聞いてみると年金などの問題で、65歳以上で働くのは難しく何か仕事をする場合は、今の仕事ではなく新しいことにチャレンジする形になると答える人が多数でした。

都市部や仕事がたくさんある地域は、65歳を過ぎても働くことができるかもしれませんが、田舎や仕事が少ない地域は、65歳まで働くことができないという人も多くいます。そういう地域などにも目を向けて、こういった見直しは行うべきではないかと思いました。実際、私が住む地域は若い世代でも仕事を探すのが大変というところなので、65歳以上だから企業で働けるということは少ないそうです。(ライター:ぴよこ)

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