ドアが閉まります――「鉄道カラオケ」で、運転士&車掌さん気分を味わってみた
2016.12.20 06:00
きっかけは社内アイデア
Jタウンネット編集部は、エクシングの広報担当の方に「鉄道カラオケ」誕生のきっかけを聞いた。
「こうしたものが欲しいというニーズがあって生まれたコンテンツではなく、社内でアイデアが出たのがきっかけです」
カラオケをより多くの方に楽しんでもらうために、新たなコンテンツも生み出していきたいという思いがあったそうだ。
こだわりの点は、
・普段見ることができない運転室からの車窓映像で歌えること
・鉄道会社監修の運転士喚呼や車掌アナウンス
・運転士パートと車掌パートに分かれたデュエット用のテロップ表記
だという。
「鉄道というある種ニッチなコンテンツを題材にするにあたり、鉄道好きな人でも納得できるクオリティのサービスを作ろうと心がけました。供給側が『わかっていない』と思われないような、ツボを押さえたサービスになっていると思います。また、鉄道ファンの方のみならず、家族連れの方にも多くご利用いただいております」
特に子どもからのウケが想定以上に良いようで、普段見る機会が少ない運転室からの展望映像を見ながらはしゃぐという。個室で大声を出しても他の人に迷惑がかからないというのもカラオケの利点であり、子ども連れでも心置きなく楽しむことができる。
今後については、
「路線は増やす予定です。現在、関東の鉄道しか展開していないので、地方の鉄道も追加して欲しいという声お声をよく頂戴します。今回の鉄道カラオケのような新しいコンテンツを通して、カラオケマーケット全体を盛り上げていければと思います」
と語った。