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「ケミカルライト(サイリウム)」の歴史は、こんなに壮大だった! 老舗・ルミカに聞く開発秘話

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2016.10.31 06:00
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文化の始まりは74年

「客席から光るものを振る」という文化は、1974年の夏、西城秀樹さんのコンサートをきっかけとして始まった。

西城さんは、東京新聞の自身の連載「西城秀樹 ヒデキ!カンレキ!」にて、ケミカルライトがコンサート会場に定着していく様子を解説している。夜の公演だったため、前日のラジオで懐中電灯を持ってくるよう呼びかけたところ、多くのファンが持参した。懐中電灯やフィルムを巻いた豆電球はその後定番となり、80年代にはケミカルライトが公式のものとして売られ始めたのだという。

ただ、木村さんによると、現在のように観客が自前で用意して持ち込みというスタイルが広く浸透したのは2010年ごろ。メンバーそれぞれにイメージカラーのある大人数グループが人気を集め、多彩な色への需要が大きくなったことが契機だったと語った。

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「イメージカラーが1人1人に振られ始めてから、ペンライト(ケミカルライト、LED式含む)のニーズが大きく増えました」
大規模ライブの際は在庫がなくなることも
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