ジャガーさんに会いに、チバテレに行ってきた! 気になる「ハロー・ジャガー」新作について聞くと...?
「ジャガー星出身」のロックミュージシャン、JAGUAR(ジャガー)さんが、千葉テレビ(愛称:チバテレ)の社長賞を受けた。2016年10月27日の授賞式は、YouTubeで生配信され、新曲「スマイル・ウィズ・ユゥ! チバテレバージョン」も披露した。
ジャガーさんの冠番組「ハロー・ジャガー(HELLO JAGUAR)」は1985年の放送開始以来、4度にわたってレギュラー放送された。放送枠をアーティスト本人が借り切るスタイルで、コアなファンを獲得。それらの功績をたたえられ、16年4月にチバテレ開局45周年応援団長に就任。そしてこのたび、社長賞が贈られた。
生ジャガーさんをぜひ一度見てみたかったJタウンネット記者。チバテレに向かい、授賞式を取材した。
社長には「ジャガーキャップ」をプレゼント
「基本はチバテレ社員を対象に贈られる業務表彰で、地球人以外としては初の受賞」となる社長賞。上田誠也社長から賞状を授与されると、お返しにジャガーさんは「ジャガーキャップ(ジャガー帽)」と、カレンダーの「ジャめくり!JAGUARさん!」を手渡した。
会見終了後は、囲み会見を実施。報道陣から「千葉が好きな理由」を聞かれると、ジャガー星出身とのプロフィールを守りつつ、「ジャガーの住んでいるところから、東京駅まで電車で18分。新幹線に乗れちゃいます」と、交通の利便性をあげていた。
三方を海に囲まれている千葉県。最近好きな「海の幸」は、ウマヅラハギとのこと。安くておいしいといい、「一般の方はですね、まず皮を剥くのが無理かもしれませんが、ジャガーは手で剥いてしまいます」と料理上手な一面も見せた。
実は「チバテレ」に入るのは初めて
ハロー・ジャガーは16年5~6月、チバテレでの第4期放送が行われた。Jタウンネット記者が、社長賞受賞を機に、ハロー・ジャガーの「第5期」もあるのか聞いてみた。しかしニューアルバムや写真集制作など、スケジュールが詰まっていて、当面は難しそうだ。
「ハロー・ジャガーを作るというのは大変な作業でございまして、2週間ぐらいぴっちり間を空けないと作れないので――。ちょっと今のところムリですが、でもぜひやりたいです」
なおジャガーさんがチバテレ社屋に入ったのは、この日が初めて。30年近く前に1度だけ、みずから編集まで手掛けた「完パケ」のテープを納入に来たことがあるが、入口で守衛に渡しただけとのことだった。
ジャガーさんはチバテレまで、宇宙船「ジャガー号」で来たというが、駐車場をみまわしたところ、それらしき姿は見当たらなかった。しかし、会見で「見えないようになっております。透明の状態でございます」と言っていたので、おそらくこの景色のどこかにいるのだろう。まだ見ぬ宇宙船に思いを馳せながら、記者はチバテレを後にした。