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相次ぐ仏像盗難を「レプリカ仏像」で迎え撃つ

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2016.10.17 07:11
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地元の工業高校が制作

2011年、仏像11体が盗難にあった無住寺の円福寺(和歌山県紀の川市)。そのうちの1体、立ち姿が珍しい「愛染明王立像」は後に檀家がオークションで落札、80万円で取り戻しました。

盗難以降、本物は博物館へ、本堂にはレプリカ仏像を安置することに。檀家代表は「レプリカではなく、魂を移した分身だと考えているので信仰の対象になっています。新しい仏像に足りないのは歴史だけ」と話します。

県立和歌山工業高校では仏像の防犯対策のために、5年前から県立博物館と共同で3Dプリンターによる仏像製作に取り組んでいます。これまで高校生が作成した7体の仏像は、博物館による着色を終え、各寺社に納められました。

本物そっくりのレプリカ仏像、相次ぐ仏像の盗難防止に役立つことを願います。(ライター:青空繭子)

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