コミケ会場に「痛車タクシー」あらわる! ファンの要望を受けて、ついに運行スタート
互助交通(東京都墨田区)が2016年8月12日から「痛車タクシー」の運行を開始する。同日から開催される同人誌即売会「コミックマーケット90」に合わせ、有明の東京ビッグサイト(東京国際展示場)周辺から発車する。
痛車とは、車体にアニメやゲームなどのキャラクターの装飾を施した「痛々しい」自動車のこと。今回運行されるタクシーの車体には、ITに関するインターネット上のコミュニティ「プログラミング生放送」のキャラクター「プロ生ちゃん」がラッピングされている。
同社は4月29日、30日に開催された「ニコニコ超会議2016」に「超タクシーwithプロ生ちゃん」を出展、痛車タクシーの展示やコスプレイヤー撮影会などを実施した。多くの来場者から「実際に走るところが見てみたい」との要望を受け、実現に至った。「これを機にタクシーが若者にとってより身近な存在になり、もっと興味を持ってもらいたい」という。
先のイベントで展示した全面ラッピングとは異なるため、ネット上には「中途半端」「愛が足りない」などのコメントも見られる。しかし、東京都の屋外広告物条例で表示可能な部分と面積が決められているため、装飾はこれが限界。
同社の公式ツイッターやブログには、痛車タクシーの申請過程も投稿されている。
ラッピングタクシーを走らせるには、審査があるそうな。https://t.co/sNcjvlozMt#東京屋外広告協会 #ラッピング #痛タクシー pic.twitter.com/kAcqTshnEr
— 互助交通 (@gojyo_taxi) 2016年6月10日
痛タクシーのデザイン申請を提出しました。https://t.co/Zi6XDkHQHd#東京屋外広告協会 #痛タクシー #プロ生ちゃん #互助交通 pic.twitter.com/ZqDQKbFpRO
— 互助交通 (@gojyo_taxi) 2016年6月30日
痛タクシーのデザイン審査合格しました。https://t.co/Ir9DQ7RCr1#東京屋外広告物協会 #痛タクシー #プロ生ちゃん #互助交通 pic.twitter.com/1MCLduOPRn
— 互助交通 (@gojyo_taxi) 2016年7月4日
料金は通常のタクシーと同額。