「エサやりがクマを殺す。」 知床財団のメッセージカードに「考えさせられる」との声多数
2016.07.30 11:00
人の食べ物の味を覚えることで、人里に...
クマは人の食べ物の味を覚えると、人里に下りてきて食べ物を探すようになる。そのうち、人や車は警戒する対象ではなくなる。地元住民などに危険が及ぶと判断されれば、最悪の場合、クマは駆除されてしまう。
同財団はそのようなことを避けるため、人前に現れたクマを追い払い、お仕置きをすることで人間を嫌うように学習させてきた。
その一方で同財団には、観光客がクマにエサをやっているとの情報が寄せられてきた。生ゴミをあさる姿も目撃されている。
カードには実際に駆除されたクマの写真と、駆除の経緯を語った実話が掲載されている。ショッキングな内容を題材にすることで、人の心に強く訴える狙いだ。
このツイートに対し、コメント欄には様々な持論の人が集まり、議論を繰り広げている。