「うなぎの蒲焼き」忠実に再現! かまぼこ屋さんが作った代用品「うな次郎」食べてみたら...完成度の高さに脱帽
「これ良くできてるわ、ほぼ鰻だわ」
冒頭のツイートの商品は、新潟市東区に本社を置く一正蒲鉾の練り製品「うな次郎」だ。魚肉すり身でうなぎのかば焼きを忠実に再現している。
一正蒲鉾といえば、あの「カニかま」で知られている。ご存じの方は多いはずだ。見た目も味もカニそっくりな「カニかま」を生み出した技術で、今度はうなぎのかば焼きに挑戦したらしい。
ツイッターには、実際に食べてみた人から、こんな声が寄せられている。
うな次郎感想
— 純米吟醸無濾過生冥土 静にゃん (@sei_0w0) 2016年7月19日
レンチンして熱々で食べた感じ、下手な中国産うなぎより美味いしうなぎ感あった。が、冷めるとかまぼこっぽさが出てくるので熱いうちにかっこむべし pic.twitter.com/3Eiy5pZ0yu
晩飯にうな次郎を食べました、これ良くできてるわ、ほぼ鰻だわ pic.twitter.com/LkQGu4hwbA
— 鉄カズナ (@kurogane17) 2016年7月20日
朝飯にうな次郎食べてみた。すごくよくできてる。はんぺん(白いふわふわのほう)を少ししっかりさせた食感で味も悪くない。どうしても最後に残る味がすり身なのだがこれはタレを少し焦げさせて多めにかけたり、山椒を多めにかければごまかせちゃうんじゃないだろうか。あとは脂かなぁ。
— あくぃ@7/23世田谷クォドリベット (@aqui_aqua) 2016年7月20日
うな次郎、これ美味しい!
— monmammy (@monmammy) 2016年7月21日
カニかまといい、うな次郎といい、かまぼこ屋さんスゴいわ。 pic.twitter.com/Cdd2S56VOc
「レンチンして熱々で食べた感じ、下手な中国産うなぎより美味いしうなぎ感あった」「これ良くできてるわ、ほぼ鰻だわ」「タレを少し焦げさせて多めにかけたり、山椒を多めにかければごまかせちゃうんじゃないだろうか」「かまぼこ屋さんスゴいわ」などといった感想が多い。かなり満足しているようだ。
そこで、Jタウンネット編集部も実際に食べてみることにした。
スーパーの蒲鉾などの練り物を置いているコーナーで見つけ、購入した。290円台だった。たしかに安い。
自宅で電子レンジで温め、ご飯の上にのせてみた。どう見ても「うな丼」だ。タレをかけると、かすかだがプーンと良い匂いも漂ってくる。時刻は午後3時頃、お昼がまだだったので、もう充分にうなぎに見える。「空腹こそ最高の調味料」と言うではないか。おなかを空かせておくのがポイントかもしれない。
熱くてホクホクの「うな次郎」を食べてみた。身は柔らかくて、箸で切れるほどだ。タレをたっぷりかけたせいか、下のご飯にも滲みており、食感はまさに「うな丼」である。ひと口食べて、「イケる」気がした。もりもりガツガツ食べてみる。半分ほど食べたところで、山椒をかけるのを忘れていたことに気が付いた。
残り半分に山椒をかけて、改めて食べ直す。「なるほど、これだ。これこそ、うな丼」と納得しながら、また食べる。やはりタレと山椒は欠かせない。約10分ほどで、完食した。けっこう満足した。わずか300円前後で、これだけの満足度、「かまぼこ屋さんスゴい!」と脱帽した。