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「自宅を一年中電飾で照らしてる、イルミネーションおじいさん。誰も注意できないが、なんか不気味...」(新潟県・30代女性)

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2016.06.15 17:00
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クリスマスなどの時期になると、自宅を電飾できらびやかに飾る家を見かけることがある。微笑ましい光景だし、凝ったイルミネーションだと、ちょっとした地元の名物になることもある。

だがそれが年中ともなると、迷惑に感じる人も少なくないだろう。新潟県のSさん(30代女性・福祉関係)の投稿を紹介したい。

閑静な住宅地に、煌々と照る光

私が住んでいるのは、閑静な住宅地です。

かなり昔に開発されたニュータウンで、近くにスーパーはありますが午後9時には閉店してしまいますし、コンビニも歩いて10分はかかるような場所にしかありません。住んでいるのも比較的年齢が上の方ばかりで、夜には街頭の明かりしかなくなるような土地です。

画像はイメージです(Michael Gilさん撮影、Flickrより)
11/12/2009: Lights of Christmas

ところがそんな住宅地に一軒だけ、夜中でも煌々と明かりをともしている家があるんです。

そのお宅では、たくさんの電球・電飾で家の外壁を飾り付けて、一晩中ピカピカと光らせ続けています。まるでちょっとしたクリスマスツリーか神戸ルミナリエか......。

クリスマスなどのイベントに合わせてデコるお宅はあるでしょうけど、この家はそれが年がら年中、前を通ると目がくらむほどの光量でやっているから困りものです。しかも、ちかちかと常時点滅しているので余計にまぶしく、カーテンを閉めていても光が入り込んでくるようで、近所に住んでいる私などはなかなか熟睡できません。

いつか何かをするのではと...

こう言うと、きっと皆さんは若い派手好きな住人を想像されるでしょう。しかし、実際に住んでいるのは、70歳を過ぎた無口な、一人暮らしのおじいさんです。

電飾のほかは何をするわけでもなく、騒音などを立てることもありません。ただ黙々と、ひたすら家を電飾で照らし続けています。近所の子どもたちなどは、「イルミネーションおじいさん」などと呼んでいて、隣の区画などからわざわざ見物に来ることもありますが、一切無反応です。

他に迷惑行為などあれば、強く注意などもできるのでしょうが、何しろただ光っているだけなので、こちらとしても口を出しにくいというのが正直なところ。なんどか町内会長さんたちが「やめてほしい」と伝えようとしたのですが、尋ねても居留守を使われたり、無視されたり。

なんでも5~6年前に奥さまを亡くされ、それ以来元々大人しい方だったのが一層内向的になり、近所付き合いもほとんど絶ってしまったのだとか。電飾に凝るようになったのも、それ以来だそうです。

おそらくそうした寂しさや鬱憤をイルミネーションで晴らしているのでしょうが、真意がわからず、コミュニケーションも取れないこともあり、正直なところ不気味さを感じております。耐え兼ねて引っ越してしまった方もいるとか......。近所では、「いつか大事になるのでは」と不安がっている人も少なくありません。

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