「自宅を一年中電飾で照らしてる、イルミネーションおじいさん。誰も注意できないが、なんか不気味...」(新潟県・30代女性)
2016.06.15 17:00
いつか何かをするのではと...
こう言うと、きっと皆さんは若い派手好きな住人を想像されるでしょう。しかし、実際に住んでいるのは、70歳を過ぎた無口な、一人暮らしのおじいさんです。
電飾のほかは何をするわけでもなく、騒音などを立てることもありません。ただ黙々と、ひたすら家を電飾で照らし続けています。近所の子どもたちなどは、「イルミネーションおじいさん」などと呼んでいて、隣の区画などからわざわざ見物に来ることもありますが、一切無反応です。
他に迷惑行為などあれば、強く注意などもできるのでしょうが、何しろただ光っているだけなので、こちらとしても口を出しにくいというのが正直なところ。なんどか町内会長さんたちが「やめてほしい」と伝えようとしたのですが、尋ねても居留守を使われたり、無視されたり。
なんでも5~6年前に奥さまを亡くされ、それ以来元々大人しい方だったのが一層内向的になり、近所付き合いもほとんど絶ってしまったのだとか。電飾に凝るようになったのも、それ以来だそうです。
おそらくそうした寂しさや鬱憤をイルミネーションで晴らしているのでしょうが、真意がわからず、コミュニケーションも取れないこともあり、正直なところ不気味さを感じております。耐え兼ねて引っ越してしまった方もいるとか......。近所では、「いつか大事になるのでは」と不安がっている人も少なくありません。