消えゆく「つるかめランド」...関東に大量出店していたスーパー、その生き残りを探して
実情をイオンに聞いてみた
では、亀戸のように店名は変わったが、看板は残っている「野良つるかめ」は、ほかにも存在するのだろうか。イオン広報に話を聞いてみると、旧イオンエブリ店舗はマックスバリュ関東のほか、オリジン弁当、アコレ(ディスカウント業態)、イオンバイク(自転車専門店)などに業態転換したと教えてくれた。
しかし看板については、テスコジャパン時代の店舗契約もあり、イオンの意思だけで架け替えるのは難しいようだ。
「なぜ変えないのかと言われても、契約上の問題もあるという物件になるので、あえてそのままにしているのもありますし、あるいは閉店が近づいている店は、そのときに一緒にやるというのもありますし、個別に状況が異なるので一概には申し上げられないです」(イオン広報)
亀戸に看板が残っていた理由には、商業施設の閉鎖が近づいていたこともあったのだろう。それならば「つるかめ」は16年3月に絶滅してしまったのだろうか。もし、看板が近隣にある読者がいたら、ぜひともJタウンネットに情報提供を願いたい。