舛添氏の「中国服で書道が上手くなる」説、記者が実際に買って試してみた
2016.06.07 17:03
袖が引っかかりそうで邪魔!
書き始めてすぐ、一つの問題に気づいた。
「これ......袖が絶対引っかかるよ!」
長い袖をまくりあげる形となっているこのチャンパオだが、袖口がゆったりしていることもあり、ちょっと油断すると、用意していた墨汁や、まだ乾いていない文字の墨に当たりそうになる。
チャンパオ自体は黒だが、めくり上げた袖は白。こんなところに墨が付いたら、どう考えても目立つ。
実際、6日の会見で弁護士は「舛添氏の中国服には墨汁の汚れがあった」と証言している。
「そこまで再現したらいいんじゃないですか?」
カメラマンを務めてくれたS記者はそう言うが、
「嫌だよ! 2万円近くもかけて買った服だよ? 作務衣か何かならとにかく、汚したくないよ!」
――と考えてみると、これより高い中国服を、墨で汚しておいて平気ということは、舛添氏にとってはこのくらいの額ははした金らしい。はした金なら、政治資金に計上しなくても良さそうなものだが。