小僧寿しのラーメン屋「麺や小僧」って今どうなってるの? 撤退受け覗きに行ったら...
続々と「別のラーメン店」に転換
「麺や小僧」の1号店は2014年12月、京成八幡駅前(千葉県市川市)にオープンした。ここはもともと、小僧寿しの立ち食い業態「鉢巻太助」(13年9月オープン)だった。店舗は15年6月、別ブランド「麺屋黒琥(めんやくろこ)」に転換。主要駅の階段下という目立つ場所にありながら、コロコロ業態が変わっている。
新しく入居した「黒琥」は、東京・豊洲に本店を置く、とんこつラーメン店。外食ベンチャーの遠藤商事と組んで、目下チェーン展開が進められている。調べてみると、「麺や小僧」の半数以上(7店舗)が、15年秋までに「黒琥」へ転換されていた。小僧寿しのサイトによると、「リニューアル」の扱いらしい。
では残りの店舗は、どうなっているのだろう。2号店・光が丘店(東京都練馬区)の「食べログ」投稿を見ると、15年10月末の時点で、シャッターに「暫くの間休業させて頂きます」と張られていたという。また「まちBBS」に目を向けると、南中野店(さいたま市見沼区)が、わずか2か月で閉店したと書かれていた。もう遅かったのか。