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幻のソフト「舛添要一 朝までファミコン」を、秋葉原で徹底的に探してみた【前編】

竹内 翔

竹内 翔

2016.05.20 17:00
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専門店に向かう編集長、その先を越す新人記者

解散とともに、3人はバラバラに歩き出す。各人の戦略は――?

真っ先に北上し、末広町方面へと向かったのは、T編集長だ。

「まあ、レトロゲームには僕はちょっとうるさいからね。専門店ならいくつか知ってるし、速攻でそこを抑えていけば、まず楽勝ですよ」

まず入ったのが、中央通り沿いの「レトロげーむキャンプ」である。個人的にもよく行ってる店だし、品ぞろえの良さにも定評がある。

「いやー、ここでいきなり見つけちゃうと、原稿が成立しなくて困るなー」

そんな算盤を弾きながら店内を探すが――。残念、見つからない。

「くっ......まさか、Buzzfeedあたりがすでに動いているのか......?」

だが、こんなこともあろうかと「プランB」はすでに用意してある。このまま北へ向かえば、末広町のレトロゲームの名店「フレンズ」がある。そこまで行けば――。

秋葉原の北隣、末広町にある「フレンズ」
秋葉原の北隣、末広町にある「フレンズ」

お昼時でもあるので、ラーメン屋で軽く食事を済ませてから、末広町駅前の「フレンズ」へ。ところが、そこで待ち受けていたのは、

「あ、Tさん。ここなかったですよ」
「げえっ!」
ばったり遭遇
ばったり遭遇

フレンズの前で「あまあげ屋」の揚げ饅頭をぱくついていたのは、新人のS記者であった。

後編へ続く

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