いざというとき「ツナ缶ランプ」を使うのは、素人には結構難しそうです
全然着火しない
......燃えねえ!
かなり長いこと芯に火を向けていたが、全然火が点く気配がない。それどころか、ティッシュ自体が目に見えて焦げている。オイルのしみ込み不足だ。かなり念入りにしみ込ませたつもりだったのだが......。ティッシュの材質の問題か? 鼻セレブか? 鼻セレブじゃ燃えてくれないのか?
苦闘することしばし――。
ボッ。
記者A「あっ、燃えた!」
記者B「燃えました!」
シュー......。
記者A「消えた......」
記者B「消えましたね......」
最後の最後、もう撤収しようかというタイミングでようやく火が点いたものの、耐久時間はわずか数秒。夢のツナ缶ランプはあっけなく消えたのであった。ちなみに、上手い人がやれば2~3時間はもつそうだ。
正直なところ、記者は並外れた不器用なので、記者ができなかったからといって有用性を疑うのは、ツナ缶ランプがかわいそうではある。
ただ、日ごろインドアな生活を送っている人が、いきなりやろうとしても、たぶんすんなりとはいかないような気がする。火事などのリスクも考えると、素直に懐中電灯などを用意しておく方がよさそうだ。
いざというときの緊急手段として、覚えておいて損はないとは思うけど――。