アキバの「エウリアン」跡地が、おいしいタルト屋さんに変身していた
Jタウンネットでも何度か取り上げたが、秋葉原の街は変わりつつある。駅前の画廊(通称「エウリアン」)や、毎日閉店セールを行っていたお店も街を去った。そしてそのエウリアンがあった場所には、人気のタルト専門店が進出しているのだ。
食べ歩きにちょうどいいサイズ
秋葉原駅電気街口を出てすぐの、かつて画廊だった場所に、「焼きたてチーズタルト専門店PABLO mini 秋葉原店」が2016年2月27日にオープンした。「PABLO」の方はアキバ・トリム内に既に進出しているが、今回オープンしたのは初のミニタルト専門店「PABLO mini」だ。
黄色を基調とした可愛らしいデザインのお店で、周囲に漂っているのは普段の秋葉原の空気ではなく、ヨーロッパの街角を思わせる雰囲気と、焼き上がったタルトのなんとも言えない、甘い香りだった。
店の中を覗いてみると、店員のお姉さん達が笑顔で接客をしていて、「ありがとうございました!」の声とともに元気に両手を振っていた。これだけでも買いに来る価値があるかもしれない。
ちょうどおやつ時ということもあり、6個入りをひと箱購入。ウキウキしながら会社へと戻った。
記者が選んだのは王道のプレーン味。サクサクした生地となめらかな舌触りのクリーミーなチーズとの相性は抜群だ。ミニというだけあって1つ1つのサイズは控えめなので、他の種類との食べ比べもできる。PABLOのチーズタルトと言えば中がとろとろのレアが有名だが、今回購入したミニはどちらかというとミディアム寄り。手で持てるサイズと相まって、買ってその場で食べて街歩き、なんてこともできそうだ。
記者の趣味が偏っているだけかもしれないが、秋葉原というとケバブ、中華、牛丼や牛カツといった肉料理のイメージが強い。そんな街に現れたミニタルトには、買いやすさ、食べやすさと美味しさが備わっており、新たな名物になる予感がした。次はチョコレートと抹茶味を食べてみたい。