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鹿児島のオタクを支えた本屋「ひょうたん書店」突然の閉店...駆け付けた客からは涙も

松葉 純一

松葉 純一

2016.02.16 06:00
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2016年2月14日、鹿児島市のコミック専門店「ひょうたん書店」が突然閉店し、地元のアニメ・コミックファンに衝撃が広がっている。

2月13日夕刻、次のようなツイートが同書店の公式アカウントから投稿され、注目を集めた。

このツイートが発信されたのが13日、閉店が14日というから、まさに突然の閉店だ。いったいどうしたというのだろう?

鹿児島のアニメ放送はどうなるんだ

ひょうたん書店西田店(Sanjoさん撮影, Wikimedia Commonsより)
ひょうたん書店西田店(Sanjoさん撮影, Wikimedia Commonsより)

ひょうたん書店は1986年鹿児島市に創業。当初は普通の書店だったが、1997年にコミック専門店に転身した。他の書店では取り扱わないマニア向けの本を集めた、ユニークな品揃えが特徴だったとのこと。

『新世紀エヴァンゲリオン』を鹿児島県で放送してもらえるよう地元テレビ局にかけあうため、署名活動を展開したというエピソードもある。深夜のアニメ番組の提供も行っていた。「鹿児島のアニメ放送はどうなるんだ」と、心配する人もいる。こんな声が寄せられている。

最後の買い物に行った人は、涙腺が崩壊したという。

『血のヴァレンタイン』と呼ばずして...

取次会社とは、出版取次業・太洋社のことと思われる。同社は今年2月5日、自主廃業の準備に入ったと伝えられている(参照:出版取次、「コミックの太洋社」が自主廃業へ

「今までありがとう」「感謝でいっぱいです(涙)」という声が尽きない。

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