品川の名物建築が消える...!「バンダイナムコ未来研究所」間もなく解体、最期の雄姿を見てきた
2016.01.31 11:00
新社屋はどんなところ?
せっかくだからと、新社屋も訪れた。旧社屋からは、北へ5キロほどの距離。JR田町駅から徒歩5分ほどの、札の辻(ふだのつじ)交差点に面している。新築のビルには「未来研究所」の文字が。移転祝いなのだろうか、大量の花が置かれていた。
15年11月に竣工したばかりの「住友不動産三田ビル」。くしくも、旧未来研究所ビルと同じ設計事務所(日建設計)が手がけている。
実は「未来研究所」は、品川以前にも存在していた。合併前の「ナムコ」が1988年、横浜市に「横浜未来研究所」を設置。のちに品川の未来研究所へと引き継がれた。横浜から品川、そして田町へと、これからも「未来」は語り継がれるのだろう。