大雪の長崎、最後まで走り続けた「路面電車」! 雄姿に感謝の声広がる
西日本を襲った、週末の大雪。長崎県長崎市では2016年1月24日夕方までに、積雪17センチを記録し、観測史上最多を記録した。
突然の積雪で、交通機関はマヒ。鉄道やバス、航空便は続々と運転を見合わせたが、長崎電気軌道の「路面電車」だけは、24日夜まで持ちこたえた。
この大荒れの天候により、バス、電車、飛行機、船などあらゆる交通機関が運休しているなか、唯一通常運行している路面電車。 長崎電気軌道に拍手! pic.twitter.com/yvh81OGAZ6
— DJマーク (@masamark) 2016, 1月 24
運転士や作業員に「感謝」の声
長崎電気軌道は、大雪の中でも運行を継続。「ポイント凍結の恐れ」があるため、20時に運行を取りやめるまで、市民の足として機能した。その陰には、1分でも長く運転を続けようとする、運転士や作業員の奮闘があった。
今日の長崎はバスは全路線運休、JRも信号トラブル等続出で運転見合わせとなるなか、市民の足である「路面電車」は今日も朝から平常通り動いていました。雪の中、運転士のみならず多くの職員の努力よって市民の足は支えられていました。 pic.twitter.com/Rqgaeu92nY
— こっく (@nf_ssl) 2016, 1月 24
路面電車は20時で運休になりましたが、それまでは本当に頼もしい姿を見せてくれました。雪でドアの不具合が出る度に降りて雪を払ってた運転士さんや、ポイントに付きっきりの作業員の方など運行を守った方々に感謝! pic.twitter.com/tfYSH6o1Cl
— ヒロ (@hiro_ngs) 2016, 1月 24
JR休止<バス休止<路面電車休止
以前から悪天候時にも運行を続けていたという路面電車。その歴史に新たな「最強伝説」を刻んだ。
長崎の路面電車去年台風でJRとか総じて止まってる中でも平然と動いてたなあ(
— wkq (@wkq_1251) 2016, 1月 24
路面電車も運行を見合わせるレベル。
(訳:長崎市において天候が甚だしく悪い様)
— 香茶 (@flavorytea75) 2016, 1月 24
長崎地区の自然災害の度合いを表す言葉
「JRが止まるくらいひどい」
↓
「長崎バスが止まるくらいひどい」
↓
「路面電車が止まるくらいひどい」
— すゑぴいせぶん (@SuePeaHideyoshi) 2016, 1月 25
一夜明けた1月25日は、朝から点検のため、全系統で運行を見合わせていたが、12時30分に再開。いつものように市民の足となっている。