危うく轢きかかったところに鉢合わせして
このペロちゃんは小柄な柴犬で、これまた十数歳の「おばあちゃん」です。おばあさんはこの犬を、リードもつけず庭で放し飼いにしています。
比較的おとなしい犬ではあるのですが、加齢もあってか急にふらっと道に出てきたり、近所をうろうろしていたりします。なので、うちの主人が車を走らせていると、危うく轢いてしまいそうになるのです。
あるとき、ちょうど家の前でペロちゃんにぶつかりそうになったところを、おばあさんに見つかってしまいました。おばあさんは顔を真っ赤にして怒ります。
「うちのペロちゃんがケガしたらどうするの!」